子供の習い事でピアノ教室は親も子も心に余裕が⁉

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子供たちが ピアノを習いたいということで、奮発してピアノを買ってあげました。 

長女は真面目でいつも練習をしていましたが、次女はと言いますと… 

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言われなくても練習するってすごいこと!

それまで長女が何年もピアノを習っていていたので、次女が幼稚園年長の頃 、私もピアノを習いたいと言っても特に反対はしませんでした。 

家には長女の練習用に奮発して買ったピアノがありましたので、 練習には事欠きませんでした。 

ただ、長女は真面目な性格で毎日の練習を欠かさず行っていたのですが、 妹はと言えば、自由奔放な性格なので、ピアノを習わせたとしても 続くかどうか心配していました。 

最初は、長女のレッスンの時間に次女も見学しに行くことにしました。 

次女は家に帰ってくると興奮して、「楽しそうだから私もやりたい!」 と言っていました。

ピアノ教室は同じ町内にありましたので、 幼稚園年長の次女でも一人で歩いて行っていました。 

 

最初は簡単な楽譜からスタートして、意気揚々としていた次女でした。 

家でも楽譜を開いては何やらたどたどしく練習していました。 

歳が離れている長女は小学校高学年だったので、部活が終わってから 晩ご飯の間に何度も何度も練習していました。

お姉さんだけあって、ピアノがもともと好きなので、親に「ピアノの練習しなさい!」と言われなくても、一人で自らピアノに向かっていたのは親としてもうれしく思っていました。

 

定期演奏会での成果は?! 

教室では、隣町にある大きなホールを貸し切って、定期演奏会が 年2回行われていました。毎回父兄の他、たくさんのお客様が見に行きます。 

定期演奏会は、それまでの日々の練習の成果が発揮できる場所です。 

演奏会に向けて先生も子供たちも練習に熱が入ります。 

演奏会ではみなさん素敵な衣装を身にまとって演奏するので、 次女の為に私はちょっとシックなワンピースを作ってあげました。 

次女は出来上がった赤いワンピースと新品のピカピカの靴を履いて、 ファッションショーさながら私たちに見せてくれました。 

男の子も女の子も演奏会当日はきれいに着飾っていて、いつ見ても 会場は華々しくスタートしていきます。 

次女は1度目の定期演奏会では何とか演奏をこなせましたが、 2度目の演奏会ではガチガチに緊張してしまい、上手くできませんでした。 

長女は親のひいき目から見ても、上手に演奏していました。 

次女が弾いている時には心配でたまりませんでしたが、 長女は滑らかに流れるような演奏をしていました 

 

次女がレッスンを続けられなくなる 

その頃から次女は家で練習をしなくなっていきました。 

練習をしなくなると先生から厳しく指導されるそうで、 「ピアノに行きたくない」と言うようになっていました。 

その度に私は「今まで続けてきたのだから頑張りなさい」 としか言いようがありませんでした。 

 

そんなことが何度か続いたある日、教室から電話がありました。 

「最近レッスンをお休みしているのですが、体調が悪いのですか?」 

行きたくないとは聞いていましたが、まさか無断欠席していると 思いませんでした。 

私は次女にどうしてレッスンに行かないのか尋ねました。 

「先生が怒って怖いから」「もう行きたくない」「やっても上手くならない」 と次女は泣きながら言いました。

私は 「練習しないから上手くならないのであって、お姉ちゃんみたいに練習したら上手くなるよ。上手くなったら先生に怒られないし。」 

そう説得してみましたが、もう次女は聞く耳を持ちませんでした。 

ほどなくして、次女はピアノ教室を辞めることにしました。 

それからというもの、長女だけがピアノ教室に通っていました。 

いつも練習していたので、みるみる上達して難しい曲も弾けるようになりました。 

その後長女は進学校に入学したので、勉強と部活の両立が大変になり、 なくなくピアノ教室を終了しました。 

次女は教室を辞めてからというものまったくピアノに触ることもありません でしたが、長女はもっとレッスンを続けたかったのに辞めざる負えなかった ので、教室を終了してからも一人ピアノを弾いていました。 

下の階でその演奏を聞くと、もっと続けさせてあげたかったなと思います。 

 

まとめ

ピアノを続けられて良かったことは、家にいる時娘たちが練習をしていると 穏やかな気持ちになったことです。 

ピアノを習わせるのは他の習い事とは少し違うように感じます。 

ピアノを買うのは人生の中でも大きな買い物になります。 

年に2回ある定期演奏会の他に、演奏会に着ていく服は毎回新調 しなければなりません。

先生の演奏会を見に行くとか、楽譜代も 馬鹿になりません。

お金も掛かりますが、心に余裕がないと 親子共々続けるのは大変かもしれません。 

そういうことで言うなら、次女はともかくとしても、長女は私たちに ピアノを通して頑張り抜く姿勢を何度も見せてくれたので、 長女には感謝しています。

結果的にはどうであれ、やはり子供が何かを習うことで、それを好きになってくれてちょっとの期間でもそれに集中できるってことは素晴らしいことだと思います。

もし、今子供さんに何かを習わせてあげたいな?と悩んでおられるお母さんがいたら、是非近くのピアノ教室に見学に行ってみるのもありではないでしょうか?


 

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