幼児食の基礎知識,いつ?何を?どれだけ食べるの?

幼児食の基礎知識

2歳を過ぎるころには

離乳食も終わって、

そろそろ幼児食への移行期。

 

自然な生活リズムと共に

健康な食生活を送りたいですよね。

 

決まった時間に起きて、寝て、

毎日同じリズムで過ごすというのは

理想的でありながら

忙しい現代社会では

中々難しいものです。

 

そこで注目して貰いたいのが、

子供の食事時間」。

 

食事時間を整えることで

自然と生活のリズムが

出来てきますよ

 

毎日3回の食事+おやつの時間。

 

食べるものの内容も工夫して、

毎日健康に過ごすコツを

伝授します! 

 

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まずは食事時間を決めてみましょう !

朝早く起きて

会社に出かけるお父さん。

 

お父さんより早く起きて

食事の支度をするお母さん。

 

共働き夫婦も多いでしょう。

 

幼稚園や小学校に通う

お兄ちゃんやお姉ちゃんも

いるかもしれませんね。

 

幼児との毎日の生活は、

お母さんとお子さんの

二人だけで過ごすことが

多くなるかもしれませんが、

まずは家族全体の

生活時間に合わせて、

食事の時間を決めてみましょう。

 

 

「忙しい朝は子供が

起きていないほうが

家事がはかどるわ」 

 

わかります! 

 

「うちの子は朝寝坊で、

朝は中々起きてこないのよね~」 

 

前日の夜は、

遅くまで起きていませんでしたか? 

 

 

前日の昼寝は、

長すぎはしませんでしたか? 

 

人は本来、

太陽のリズムに合わせて

生活をするものです。

 

子供にとって

必要な成長ホルモンが寝ている間に

分泌されるのも有名な話。

 

人間の体の中には

もともと「体内時計」と呼ばれる

生活のリズムが整っているので、

朝の光で目覚め、

暗くなると眠くなる

というのが当たり前なんです。

 

 

 

子供が幼児期になったら、

まずは出来るだけ

朝からちゃんと起きて

家族揃って朝ごはんの時間を

持ってみましょう。

 

子供は3~4時間で自然と

お腹がすいてきますので、

その後の昼、

夜の食事の時間も

自然と定まってきますよ。 

 

幼児期は、食への興味が育つ時期です! 

さて、

いざ離乳食が終わってみても

幼児食への移行期には

どんなものを与えればいいのか?

 

何を食べさせたらいいのか?

 

どれだけ食べさせればいいのか?

 

疑問点が山積みですよね。

 

食べてさえいてくれれば、

とりあえず安心だけど…

 

でも子供が3人いれば、

体格も性格も

食の好みや落ち着きも

みんな違ったりして、

これをこうすれば大丈夫!

 

というようなマニュアルが

あるわけでもありません。 

 

まずは、

お子さんの興味を

刺激するような

工夫をしてみましょう! 

 

好きな食べ物が

ハッキリしていれば、

食事の時間は大分

気持ちも楽になるかと思います。

 

お子さんのだいすきな

キャラクターのついた食器を

使ってみるのもいいですね。

 

まだまだ生の野菜や果物など、

味付けをしない

「食材そのものの味」

が好きな子もいるでしょう。

 

また幼児期は

まだまだムラ食いをしたり、

スプーンやフォークを

うまく使えないお子さんもいるので、

決して強制をしないで

おおらかな気持ちでいたいですね。

 

幼児期のご飯の食べ方、

好き嫌い、

食事の内容は

結構後々まで響くものなんです。

 

お母さんも一緒に

テーブルについて、

「ごはんは楽しくておいしいよ」と

一緒に過ごす時間にしたいですね。 

 

どれくらい食べれば栄養が足りるの? 何をあげたらいいの?

なんでも喜んで、

好き嫌いなく食べてくれたら、

親は楽ですよね。

 

でも、子供って、

親の思い通りには

行かないものなんです!

 

素材も調理法も工夫して、

一生懸命作れば作るほど食べない…

 

離乳食時の苦い思い出が

蘇りませんか?

 

主食も、たんぱく質も、

野菜も沢山食べてほしい!

 

できればいも類や豆類も…

 

いろんな栄養素を

バランスよく食べてほしいですよね。

 

それでも、

目安はあくまで目安です。

 

色んな情報に

囚われ過ぎないようにしましょう。

 

今日は卵は食べなかったら、

この次に食べればOK。

 

気軽な気持ちで取り組めば、

イライラせずにすごせますよ。

 

食事の支度は

毎度のことですから、

決して

頑張り過ぎないようにしましょう! 

 

幼児の食事量の目安は、

食材を全部

小さめの

ミートボール大にしてみると、

とってもわかりやすくなります。 

 

 

例えば、 

 

・ご飯だったら一口大の

おにぎり、4個分 

・野菜は5個分 

・たんぱく質は2個分 

 

一食分で、これくらいです。

 

想像より多かったでしょうか?

 

それとも、

思っていたよりも

少なかったですか?

 

ご飯がだいすきな子は、

毎食お茶碗いっぱい

食べているかもしれませんね。

 

子供がだいすきな

ハンバーグやミートボールは

もっと沢山食べてしまうかも?

 

それでも、

大体上記の量を

1食で口に出来ていれば、

幼児の栄養的に

偏りすぎることはありません。

 

 

体の土台を作る幼児期ですから、

色んな食材を

取り入れてあげたいですね。 

 

この時期成長するのは、

咀嚼力」。

 

幼児期にきちんと「噛む力」を

身につけておくことが

後々の子供の食生活にも

影響を与えます。

 

友人のお子さんですが、

離乳食も幼児食も

ずうっと同じようにきたまま

10歳を過ぎ、

未だに好き嫌いも多く、

ほぼ「白いご飯」以外

たべない子がいます。

 

肉も野菜も豆腐も魚も卵も、

全てのものを細かく切って

ご飯に混ぜ込めば、

何でも食べられるのだそうです。

 

もう小学校高学年になりますが、

相変わらず毎食毎食、

毎日同じご飯で「飲み込むだけ」の

食事をしているため、

我が家でパーティーをした際には

海苔で巻いてあったものが噛めずに、

食卓で食べたものを

吐いてしまった子がいました。

 

噛む力」は

脳の発達にも影響を与える

と言われていますから、

幼児期には、

今までの「飲み込む」食事から

自分で噛める」食事が

出来るよう意識すると

良さそうです。 

 

おやつはご飯の一部です! 

幼児期のおやつは、

どんなものを

与えればいいのでしょうか?

 

巷には甘いもの、

見ているだけで

手に取りたくなるような

かわいらしい色や形のもの、

子供の好きなキャラクター商品、

迷うほど色々あふれていますよね。 

 

幼児期の「おやつ」は

まだ体の栄養ですから、

特に甘いものでなくても

良いのです。

 

体のちいさな幼児は、

一度の食事で満遍なく

栄養素を取るのが難しいので、

4回~数回に分けて

食事を取る必要性があります。

 

成長と共に、

小学校に上がるころには

3回の食事+おやつの時間で

4回食くらいに

落ち着くようになるでしょう。

 

ですので、

それまではおやつの時間も

食事の一部として

考えて下さいね。

 

フルーツやクラッカー、

おにぎり、チーズ、ソーセージ。

 

そんな「欧米のスナックランチ」的な

イメージのおやつが、

おいしく栄養も取れて

理想です♪ 

まとめ

幼児期の食事、

といっても難しく考える必要は

まったくありません。

 

離乳食からの延長上にあり、

またこれから

大人と同じような食事を

きちんと食べることが

出来るようになるための

移行期のようなものです。

 

同じ食材でも、

ちょっと切り方を変えてあげたり、

100均で売っているような

カラフルなピックで

デコレーションを

してあげたりするだけでも、

きっと喜んで

食べてくれるようになる

と思います。 

 

 

そうして、

子供が朝からしっかり起きて

食事をすることで、

自然と生活のリズムも

整ってくるようになります。

 

夜も早く寝てくれたら、

自分だけのちょっと

ほっとする時間を

作る余裕も生まれますし、

夫婦で過ごす時間も

出来るでしょう。

 

小学校に上がって、

社会性が身についてくるまで

あともう一息です。

 

幼児期を過ぎると、

ぐっと手間も減って

毎日の食事の支度は

随分と楽になってきます。

 

何はともあれ、

食事の時間も「楽しい」が一番!

 

ただでさえ気の重い事もある

毎日の食事の支度ですから、

気張らずに

ポイントだけはしっかり抑えて

過ごせるように工夫しましょう! 

 

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