子供の習い事でサッカーに通わせると意見の言えなかった子が?

習い事全般

あまり自分の意見を言わない次男が珍しく、自分からサッカーをやりたいと 言うので、サッカースクールにでも通わせようと調べました。 

この辺は田舎なので、そんなに都合よくスクールはありませんでした。 

まだ次男は保育園児ということもあったので、小学校にあがるのを待って 近所のサッカークラブに入ることにしました。 

 

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静かだけど、確かなサッカーの情熱が感じられ ?!

次男が保育園の頃、テレビでサッカーの試合を見た後よく一人で、 何やらこしょこしょと実況中継しながらおもちゃのボールを蹴っていました。 

そんなある日、次男はとうとう私に言いました。  

 「僕もサッカーやりたい!」

 

私は大のスポーツ音痴です。 

次男と言えば元気に育っていますが、家族と何か意見が食い違うと すぐ下を向いて自分の意見を言えず引き下がってしまうような、 とてもおとなしい子でした。できれば言いたいことが言えるような、 元気な子に育って欲しいと思っていました。 

そんな子がサッカーをやりたいと自分の思っていることを話してくれたと思うと、 サッカーをやらせたい、親に似ず、スポーツが楽しいと 思ってくれるのであればと、サッカースクールに通わせたいと思うように なりました。 

 

サッカークラブに通わせる

保育園への送迎もそれなりに負担だったので、次男が小学校に あがるのを待って通わせることにしました。 

サッカースクールは近くになかったので、地元のサッカークラブに 通わせることにしました。 

サッカークラブは週3回の夕方にあるので、仕事が終わってから家に 子供を迎えに行き、グラウンドまで送っていきます。 

まずはストッキングを買って、続くようであれば専用のシューズを買う。 

それからしばらくしてから、すね当てを買うように言われました。 

一気に買っても辞めてしまう子がいるので、多分そういうことなのだと思います。 

クラブが終わって次男を迎えに行くと、車の中では今日はこんなことをした、 あの時コーチはこう言ったけど自分はできなかった等とても楽しそうに 話していました。 

会費は指導料と父母会費がかかるだけで済みましたが、その分親がいろんな お手伝いをしなければなりません。

試合があるとお弁当を作って送迎し、 テントやいすの準備、水分補給のための準備、怪我の時の手当て等。 

合宿があれば子供たちをまとめる為、合宿について行かなければならない 時もあります。仲の良いお母さんがいれば話も弾みますが、 人見知りの私はお手伝いが少し辛かったです。 

試合に出ると大体地区大会は優勝か準優勝、県大会に進むことができました。 

 

学校の部活にも入って、クラブにも通う生活に。 

部活もクラブもどちらも通っていた子が数名おりましたが、 技術的にはずば抜けており、試合を見ていると通わせていて 良かったなと思わせる瞬間でした。掛け持ちしているとクラブが優先で、 部活は練習のみの参加になります。 

次男としては学校の友達と練習できるのが楽しいので、休みがなくても構わないと 言っていました。 

次男はやせ型の色白でしたが、日焼けをして真っ黒になり筋肉もついて 逞しくなりました。

それでも時々風邪をひいて、学校を休むこともありました。 

 

まとめ

練習、試合、強化合宿、そして勉強と、いつでも次男はフル回転で 頑張っていました。

お勉強は家でほとんどやっていなかったのですが、 成績はいつも上位におりましたので、どうしてそんなにできるの? 

と聞いたことがあります。

すると「授業中真剣に聞いてるから (家で勉強しなくても)大丈夫」と言っていました。 

二つ掛け持ちでサッカーをして、勉強の方が疎かになったらどちらかを 辞めなければならないと言ってあったので、サッカーも勉強も頑張った ようです。

サッカーはそれほど上手ではありませんでしたが、 小学校高学年になった頃には、チームでも頼りにされる存在になり、 自分から家のお手伝いをする子に育っていたので、ずっとサッカーを やらせて良かったなと思います。

家族の中でも、意見の食い違う場面に 出くわしても、自分の意見をちゃんと言えるようになっていました。 

これも集団の中で意見を言わないと伝わらない、というコーチの教えが あったからこそだったようです。

途中部活で納得がいかないことがあって 辞めたいと私に言ってきたことがありましたが、何度も話し合って 

思いとどまったこともありました。

最終的には最後までやり続けて、 小学校卒業でどちらも終了しています。 

本人としてはサッカーをやり切ったと言って、中学では別な部活に入って 頑張っていました。