離乳食もだんだんと軌道に乗ってきて、
1歳の間の12ヶ月間には「離乳食完了」の時期に入ります。
もう少ししたら大人と同じようなものもだんだんと食べられるようになりますね。
とは言っても毎日の手作りは中々大変なもの。
そこで、簡単に出来る1歳の子供のための幼児食のレシピを考えてみました。
沢山作っておけば保存もききますよ。
飲み込みやすい調理の工夫をしましょう!
離乳食からはじめた小さな子供は、やわらかくて口当たりの良い食べ物がだいすき。
それはなんと言っても食べやすいからです。
野菜を沢山食べてほしいけれど、葉物の野菜をはじめ小さな子供には食べにくいものがいっぱい。
そんなお野菜も、調理の工夫でぐっと食べやすく飲み込みやすくなりますよ。
スープ煮がまだ食べるのが難しいお子さんには片栗粉でとろみをつけてあげて下さいね。
骨付き肉と根菜のスープ煮
・骨付きの鶏肉(手羽先/手羽元/ぶつ切りなど)
・根菜(大根、にんじん、かぶ。など)
・塩
①根菜類は皮をむいておきます
②鶏肉は熱湯をざっとかけます
③材料を全部深めのなべに入れて、かぶるくらいの水と塩を加えて1時間くらい骨がすっと外れるくらいまで煮込みます 。
骨付きの鶏肉からやさしい味のスープが出るので、味付けは塩だけのシンプルなもので十分おいしく食べられます。
材料を全てなべに入れて煮込むだけなので簡単!
根菜が鶏肉のうまみを吸い込んで、柔らかになるので小さな子供にも食べやすくなりますよ。
まだ噛むのがじょうずに出来ない年齢のお子さんには、スプーンの背などでつぶしながらスープと混ぜて食べさせてあげて下さいね!
圧力鍋を使えば時間も短縮できますのでお勧めです!
不足しがちな栄養を採る工夫!
ちいさなお子さんにはちょっと食べにくい食材、実は色々あります。
例えばひじきや、豆類、レバー。
栄養があるのはわかっているけれど、
調理もちょっと手間が掛かる。
大人のように煮物や和え物、野菜を沢山…
なんて小さな子供にはちょっとハードルが高いですね。
そんな、ちょっと「食べにくい」食材は、ご飯に混ぜてしまうのは如何でしょうか?
一度に沢山作って冷凍しておけますので、外出時にも便利ですよ。
解凍はそのまま自然解凍でOK!
栄養満点!簡単中華ちまき風 (一度に作りやすい分量です)
・もち米 3カップ
・ひき肉 50g
・にんじん 1/2 本
・木綿豆腐1/3 個分
・戻した干ししいたけ 4枚
・ひじき 大匙1をひたるくらいの水で戻す/戻した汁はとっておきます
・サラダ油かゴマ油 大さじ2
・醤油 大さじ②
・さとう 大さじ1
①もち米を洗います
②にんじんとしいたけをみじん切りにして、ひき肉、ひじきと一緒に炒めます。木綿豆腐は崩しながら炒めて下さい 。
③調味料と洗ったもち米、しいたけの戻し汁を入れて水分がなくなるまでさっと炒めます。
④アルミホイルで大さじ2~3杯づつ包んで、湯気のたった蒸し器で約20分蒸し上げます
★電子レンジ対応のシリコンスチーマーで蒸しても出来ます!
その場合、小分けにしないで中蓋の上に直接ご飯を広げて蒸して下さい。
蒸し時間はご家庭の電子レンジによって変わります。
★③でしいたけの戻し汁を加えた後、炊飯器の内側の3カップの線まで水を足して
おこわモードで仕上げてもOKです
我が家の娘はこの「ちまき風ごはん」
がだいすきで、旅行先にも持ち歩いていました。
「朝からヘビーだね~」とか言われながら1歳のころはこの「ちまき」ばかり食べていましたよ!
おやつは一日の楽しみのひとつ。心の満たされる時間を!
おとなも子供も、おやつの時間は楽しみなものですよね。
市販のものよりも砂糖少なめヘルシーなおやつを作れるのも手作りのいい所。
毎日手作りしなくても、フルーツを切ってあげるだけでももちろんOKですが、
簡単に出来る野菜のおやつをご紹介。
じゃがいもはなめらかな口当たりになるようによ~くつぶして下さいね。
いももち/みたらし風味
・じゃがいも 中4~5個
・片栗粉 大さじ2
・サラダ油
・醤油・砂糖・片栗粉・水 各大さじ1(同量)あらかじめよく混ぜておきます
①じゃがいもはゆでて、皮をむいてつぶします(もしくは電子レンジで加熱してつぶします)
②片栗粉を加えてよく混ぜます。まるめてから平らにします。
③たれは材料を小なべに入れて火に掛け、とろみがついて透き通ってくるまでまぜます
④油をひいたフライパンで両面を焼き、醤油だれを絡めたらできあがりです
★北海道の郷土料理のいももち。子供の大好きな甘辛だれでいただきます。
★じゃがいもに、すりおろしたにんじんや小さく刻んだブロッコリーなどを混ぜても◎
★じゃがいも意外にも、さつまいもやカボチャでも作れますので美味しく野菜の栄養を取れますね!
まとめ
特に1歳くらいの幼児は、好き嫌いやムラ食べ、日によって食べる量もまちまちで食欲があったりなかったりするものです。
時間のあるときにまとめて作って冷凍をしておけるようなレシピがとても役に立ちます!
おなかが空いてきてぐずり出す前にさっと出してあげられる工夫をすれば、お子さんもお母さんも笑顔でご飯時間を楽しめますよ!