正しい叱り方知っていますか?
頭ではわかっているけど…
叱っても聞いてくれないから、怒るに変わってしまった!
つい叱るがイライラしすぎて怒るになってしまった経験は誰しもがあると思います。
私も、子育てをしていますが、結構ありました。
正しい叱り方と考え方を知ってからは、怒るになる事が減りました!
正しい叱り方を知って将来性のある子供を育てましょう!
叱るってなに?怒るとの違いは?
叱ると怒るの違いとは何か知ってますか?
叱ると怒るの違いを同じ例題を元に考えていきましょう。
(例題)子供がおもちゃを居間にばら撒いて片付けずに他のことをしていたとします。
そのことについて叱ったのを想像してみてください。
ここで重要になるのが自分の気持ちです。
その時、子供がどんなふうに感じているのかも見てみましょう。
怒る=自分の不平不満を感情に任せて相手にぶつける
ママが散らかっている事実が嫌だから子供に片付けなさい!
と怒った場合は自分の不満を子供にぶつけているだけになります。
ママが自分自身のために怒っていますね。
(子供側の気持ち)八つ当たりされた状態で悲しい気持ちや納得できない気持ちになります。
なので、なかなか言うことを聞いてくれません。
ママと喧嘩になる事も…
叱る=子供の行動の間違えた点などを指摘して注意すること
叱るの場合は、生きていくうえで子供にとって大切な事を
人生の先輩として教えるという意味で注意をするのです。
こちらは、子供の事を想って言っているので伝わりやすいのです。
これが叱るです。
これだと怒鳴りつけず冷静に話ができますね。
(子供側の気持ち)なぜ、自分が間違えていたのかを理解して納得できます。
叱り方を間違えると将来が危ない!
叱るのではなく、間違えた怒り方を続けることで子供の脳に大変な傷が残ってしまうことを知っていますか?
それは、大人になっても傷が癒えることなく
子供自身を苦しめることになります。
まずは、生きていく中でもっとも大切な、
自己肯定感が育たないということです。
そしてもう一つが人との接し方を間違えて覚えてしまうと言うことです。
この二つは子どもの将来に非常に大きな影響を与えることになります。
他にも影響はありますが、最も重要なこの二つを紹介します。
自己肯定感が育たないと困ることは?
自己肯定感を学ぶのは小さい頃の親との関係性が大きいのです。
自己肯定感とは、自分を認め、大切にする力の事なのです。
自己肯定感がないまま大人になると、すぐに自暴自棄になって自分を傷つけたり常に不安な気持ちが消えないなど、人間関係を上手に進めるためのコントロールができなくなります。
その結果、例えば会社を長く続けられないなど、困った大人になる傾向にあります。
間違えた人との接し方を学んでしまう
親は、子供の鏡です。
感情に任せて怒っていたら手本である親の行動が正しいと思ってしまいます。
その結果、自分が気に入らないことがあれば、強く怒鳴ればいいんだ!
それでも聞いてくれなければお友達を叩いて言うことを聞かせればいいんだ!と覚えてしまいます。
そうなると、親の前では親が怖いので良い子にし、学校や外では人を感情のままに動かそうとする横暴な人格が出来上がってしまうのです。
これでは、上手な人間関係は築けませんね?
どう叱ったらいいの?
いろいろなサイトや本で紹介されていることは、
大声で怒鳴りつけない!
自分都合で怒らない!
感情的にならず冷静に!
人が大勢いるところで叱らない!
体罰をしない!
そんなことが書かれていますね。
簡単にできたら苦労しないよ~と思いましたか?
それでは、親ができるようになるまでのステップを紹介します。
正しく叱れるようになるには?
上で書いたことは、まさにマニュアル通り…
頭ではわかっているけどなかなかできない!
そう思いましたよね?
私自身もそうでした…
これが本当に難しいのです。
また感情のままに怒ってしまった!
と絶望の淵に立たされ、もう私には無理!
何度もそう思い、なぜできないの?
私がダメなの?
ママ自身が必要以上に悩む必要はありません。
なぜなら、ほとんどのママが初めからはできないからです。
ママが自分を責めることで最悪なループに余計にはまってしまう危険性があります。
同じことを繰り返さないように気を付けて生活をすればいいのです。
失敗した後が大切!
すぐに正しい叱り方ができなくても大丈夫です!
冷静になってからでいいので叱り方を間違えたら自分の子だから別に大丈夫、まだ小さいから分かってないから大丈夫と子供に甘えるのではなく、どんなに小さくても子供にきちんと間違えたことを伝えて謝りましょう。
このことが最も重要です!
親だって間違えるんだ!
自分が間違えてなかったんだ!
と子供がきちんと理解します。
後で謝れば、何をしてもいいんだ!
と言うことではないので間違えないようにしてください。
親も子供も人間としての人権は同等です。
まずは、その事を何度も自分に言い聞かせましょう。
そして、少しずつ親も気を付きながら学んでいければ子供たちは必ず立派に育ってくれます。
私は悩んでいた時、子供に正直に悩んでいると話し、もし、変な怒り方をしていたら注意して!
と子供たち全員と旦那に頼んでました。
そのことで、ハッ!
と立ち止まることができ子供たちから学ばせてもらいました。
まとめ
今回は、叱るをテーマに書いてみましたが、いかがでしたか?
子育て中のママさん達は、ほとんどが同じ気持ちで自分の感情と戦っています。
自分だけができないと思わず、自分も子供と一緒に成長できるように頑張ってみてくださいね。
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