子育ての悩みNo.1寝かしつけにイライラする前に試すべき方法!

赤ちゃんの効果的な寝かしつけ方

10ヶ月近くもの間待ちに待ったかわいい赤ちゃんに会えた嬉しのもつかの間、初めての育児って話に聞いたりネットで読んだ知識はいっぱいあるけれど…

実際のところ,どうなの?

産後は心配になってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

そんな毎日の育児の中でも最もお悩み相談の多い「寝かし付け」。

よく寝てくれる子ばかりではありません。

産後の疲れた体での授乳、赤ちゃんのお世話。

しっかり眠れなければお母さんの体も休まらずについイライラ。

そんな時になる前に、試して欲しい対処法を実体験からご紹介させて頂きます! 

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この子は神経質なの?と悩んだ睡眠の極端に浅い子 

自身の経験ですが、我が家の最初の子はあまり「寝ない子」でした。

最初の子ですから、比べる対象もなく「こういうものだ」と「みんなもやっている事」と思うと努力していました。

育児書に書いてある「赤ちゃん」の一般的な睡眠時間とは違っていても、赤ちゃんにだってひとりひとり個性があるのだし…

けれども眠れない日がひと月ふた月と続くと、ふた月目にはもう体はぼろぼろ、気持ちもすっかりささくれ立ってしまいました。 

 母乳で育てていたのですが、おっぱいを咥えたまま抱いてやっていると本当に良く眠ってくれるのです。

そして、ああ寝てくれた、とそっとベッドへ運んで行ってゆっくりとベッドへ置くと…

9割方確実に目を覚ましてしまいます!

ですから一日中赤ちゃんを腕に抱えたままキッチンに立ち、オーブンの開け閉めをしなければいけなかったり、膝を立てて片手で赤ちゃんを支えたまま家事をするのが日常になっていました。

 

寝ている間にお買い物に行こうとベビーカーに乗せて近所のスーパーへ出かけていっても、毎日、道のまったく同じポイントになると起きだして泣き出します。

仕方がないので片手で抱き、片手でベビーカーを押して歩きます。

お買い物中はベビーカーの中でおとなしくしてくれているのに、レジでいざお金を払う段階になると必ず大声で泣き叫ぶ出します。

一度は見知らぬおじさんに大声で怒鳴られてしまったりして、本当に凹んでしまう事もありました。

 

また夜は夜で、19時くらいの早い時間帯に一旦寝るのですが22時になると起きてきます。

これが、「目を覚ます」のではなくて完全に「覚醒して遊び始めて」しまうのです。

幸いな事に夜泣きはしませんでしたが、毎日の家事に育児にすっかり疲れきった母体には、夜中の22時から起きだして赤ちゃんと一緒に遊ぶ体力など残っているはずもありません。 

今になって思う事、原因は○○不足!? 

育児書などでよく言われる事ですが、赤ちゃんが寝ない/良く泣くことの原因に 

・オムツがぬれて不快になっている 

・おなかがすいている 

・暑すぎる/寒すぎる/湿度が快適ではない 

などがあるそうです。

 

けれども吸収も通気性も良い高品質のオムツをはいている赤ちゃんが、そこまで気持ち悪いと感じて泣くものでしょうか。

正直私は懐疑的でした。

なぜなら我が家の赤ちゃんはパンパンになったオムツからウンチがはみ出していようと気にせず平気で遊んでいましたから。

また空調でいくらでも快適に過ごせる室内の温度変化にそんなに感じやすいのかどうかも正直ピンと来ませんでした。 

 

ただ、完全母乳で育てていたので、今になってですがもしかするといつもお腹をすかせていたのかもしれない、と思うのです。

母乳は見えない分どれだけ飲んだか判りませんし、消化も良いのでお腹がより空きやすいのです。 

 

今ならあの時の私のところに行って、粉ミルクを足しなさいって教えてあげられるのに!と思います。

あの時どうして誰も「粉ミルクにしたら?」「ミルク足してあげたら?」とアドバイスをくれなかったのか今でも不思議ですが、その時の私には思いつきもしませんでした。 

 

まだまだ「母乳信仰」が残っていたりする世の中ですが、赤ちゃんが調整ミルクをお腹いっぱい飲んで幸せそうに眠りにつく様子を見れば、一瞬で気が変わること間違いなしだと思います!

比較的気持ちに余裕のある昼間は母乳で、疲れて寝たい時や夜間の授乳は調整ミルクで、と使い分けるのもおススメ。

哺乳瓶がまだうまく使えない月齢の小さな子には、哺乳瓶のキャップやシロップタイプの風邪薬を量る時の小さめのメジャーカップなどにミルクを入れて、口元にコップのふちを押さえるように当てて飲ませてあげれば、上手に飲めますよ。 

ほどよく疲れたからだが快眠をさそいます! 

大人も子供もそうなのですが、ぐっすり寝るためのコツに「体を程よく疲れさせる」事が効果を期待できます。

小さな子供の場合は何も体を思いっきり動かして体力を消耗させればいいわけではありません。

なぜなら、子供は寝る事によってあっという間に体力が回復してしまうのですから。 

 

お勧めは「健康的に疲れさせる」こと。

例えば、まだ首の据わらない新生児くらいの子にも試せるベビーマッサージは如何でしょうか。

大人がマッサージやカイロプラクティックで程よく身体が癒されてふわふわとだるい心地になるのと同様に、マッサージは赤ちゃんの身体を程よくほぐしてリラックスさせてくれます。

特別なものを使わなくても、赤ちゃんへのベビーマッサージはエクストラバージン・オリーブオイルがあれば効果的です!

足の裏から足の付け根に掛けて、心臓に遠い所から円を描くように優しく声を掛けながらマッサージしてあげて下さいね。

足が終わったら手と腕、最後はお腹まわりをくるくると優しくさすってあげましょう。

マッサージの後には水分補給をお忘れなく。ミルクでも水や麦茶でもOKです。

その後穏やかな心もちで寝かし付けをしてあげましょう! 

気持ちもリフレッシュ!健康的に「風浴」をしましょう! 

風浴(かぜよくと聞いてどんなイメージを思いつくでしょうか

これはそのまま、「外の風に当たること」です

風の強い日に外を出歩いていつもより何だか身体が疲れたという経験はないでしょうか

赤ちゃんは外の空気を吸っているだけでも身体が疲れてくるので、例えば寝かし付けの時間にはベビーカーに乗せて外を散歩させる、と決めて外へ出る時間を作ってみるのはどうでしょう。

これが習慣になると、赤ちゃんは自然とベビーカーに乗る=寝る時間、と認識するようになるので寝かし付けが楽になってきます

このように、赤ちゃんの寝かし付けのタイミングは、習慣づけによって作ってあげる事もできます。

気をつけるべきことは、小さな子供は寒いのは大丈夫ですが風に当てすぎると体力を奪われるので余り良くないのだそうです。

うまく赤ちゃんの眠るときのパターン付けをしてあげられるようになったら理想ですね! 

北欧の国々では外で寝かせるのが当たり前! 

健康的でで強靭な身体を持っているイメージの北欧の人々ですが、「外でのお昼寝」は子供の健康に有効なため、どの保育園でも実践されているのだそうです。

猛暑やあまり空気の良くない都市部などではお勧めは出来ませんが、北欧の子供達は寝る時は通常、自前のベビーカーの中に入り、外で眠ります。

雨の時は軒下で、雪でも気温がマイナスの時でもあったかい毛布の中で外の空気を吸いながら眠る事は快眠に繋がり、健康な体を作ると考えられています。

とは言っても全く目の届かない所で寝かせておくのはさすがに不安な場合もあるでしょうから、部屋の窓を十分開けて空気の出入りを作り、直射日光に当たらないように風浴をさせてあげるのがお勧めですよ。 

まとめ

色々理想はあっても中々思ったように行かないのが子育てです。

寝て欲しいと思ったときに限って赤ちゃんは寝てくれませんし, 寝かし付けをしようと一生懸命になればなるほど逆に寝てくれなかったりします

そんな時にはついお母さんもイライラしてしまいがち

まずは子供は「思い通りにならないもの」だと言う事実を受け止めましょう。

そして「今寝ないのだったら別にいいや」「そのうち疲れたら寝るに決まっている(だって赤ちゃんなのだから)」と一旦諦めてしまうのもイライラを溜めないためには大事な事でしょう

まじめな人ほど一生懸命になってしまいがちの育児ですから、赤ちゃんと一緒に「自分たちの理想のパターン」を見つけて行けると素敵ですね!