母子家庭ならではの子育て伝授!悩みとサヨナラ出来る考え方を身につける!

母子家庭

子育てって、たくさん悩みがありますよね。

たくさんの友人からよく相談されることがあるのですが、その中でもシングルマザーのママから相談受けたり、不満を聞く機会もよくありますが、本当に大変さがひしひしと伝わってきます。

シングルマザーのママさん達は、どんな悩みを持っていますか?

 

ワンオペ育児、と言われるようになって久しい昨今。

ワンオペ(ワンオペレーター)とは、元々はたった一人の従業員に企業の業務を背負わせて仕事をさせる、いわゆるブラック企業の勤務体制の事です。

母子家庭の育児は、いわばワンオペ育児。ワンオペどころか完全ワンオペ育児と言った方が妥当かもしれません。

約2分半にひと組のカップルが離婚をしていると言われる現代、完全ワンオペ育児の母子家庭がこれからもどんどん増える傾向にあるといえるでしょう。 

 

普通に子育てをしているだけでも出てくる悩み事ですから、母子家庭ならではのお悩みは、色々あるでしょう。

また、母子家庭で生活している理由についても、もともとシングルで子供を生んだから、離婚したから、死別などその理由もざまざまだと思います。

母子家庭のいいところ、悪いところを挙げて、まずは幸せに生きる考え方を学んでみましょう! 

 

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子育ては、悩みの連続!?その悩み、本当に「母子家庭の悩み」ですか?

私の友人は、三人の娘を育てているシングルマザーです。

一人目の子供は、元彼氏と別れてしまってから発覚した妊娠で、一人で生む事を決めました。

二人目と三人目は父親は同じですが、精神的に不安定だった子供の父親は、二人目の子供を出産した直後から家出を繰り返すようになり、躁鬱の症状と家庭内暴力の末、10年間の別居生活を経て離婚をしました。

離婚時期と平行して、三番目の子供は難病を発症し現在も治療を受けています。 

 

これを聞いてまず、どんな印象をもたれましたか? 

世間は、シングルマザー/母子家庭と聞いただけで、不幸な印象を持ったり、子供がかわいそうと言われたり、中には自業自得、なんていう人もいたりするのですが、概ね偏見やマイナスイメージですよね。 

実際、経済的にはやはり安定しませんし裕福とは言いがたいのでお金の問題は切り離せない生活をしています。

実家は離れているので近くに家族もいませんから、いざと言う時に頼る相手は友人になります。

ひとりで子供を見ているので学校の後は学童に預け、お迎えに行って家に帰ってきたら宿題にご飯、お風呂に入って寝るだけの生活です。

彼女は学校行事も三者面談も発表会もお稽古の送り迎えも全部一人でこなします。

土曜日の習い事が終わったら、身体はもうぐったりと疲れきっていてご飯も作りたくない気持ちです。

日曜日はもう本当にひたすらただ寝ています。 

 

でも、いったんちょっと頭を切り替えて考えてみて欲しい事があるのです。

その育児の悩みって、いつも必ず「母子家庭だから」発生する悩みでしょうか? 

経済的な問題は、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、母子家庭だから受けられる支援制度や手当てもあります。 

 

片親だから、という理由で子供は本当にさびしそうですか?

彼女のお子さんは学校が好きで、学童に迎えに行っても帰らずにお友達と遊んでいたいと言います。

実際に母子家庭で育った友人も、保育園のとき毎日お母さんのお迎えが遅くて、いつも最後には子供がひとりになってしまっていたけれど、その一人の時間は「先生を独り占めして遊んでもらえて嬉しかった」素敵な思い出になっています。 

毎日のご飯作りはそれなりに大変ですが、親子二人だけだから思いっきり手を抜いてしまっても大丈夫ですし、例えば彼女ひとりの生活だったとしても毎日何かしらを食べる事になります。

夫が居ないから、自分の好きなものが食べられるし気も使いません。

残業で遅い夫の帰りを待って遅くまで起きていたり、ご飯を作り直したりもしません。

もしかしたら、子供と当たり前の生活をしているだけなのに、心のどこかで「母子家庭だから私は大変」と思っていたりはしないでしょうか? 

 

健康な子が重病になったとき、親は心配から悩んでしまいます。

子供がどんなに賢い勉強のできる子だったとしても、進路について悩むし、逆にまったくお勉強の出来ない子だったとしても親はやっぱり悩みます。

自分にも他人にも厳しいしっかり者の長女を見てもたまには気を抜けば楽なのに、と不憫に思い、逆にのんびり者の次女を見れば長女を見習って少しはしっかりしてくれれば、と思うそうです。 

 

思うに、親とは(特に、母親とは)「悩む生き物」なのです。

心配性とも言い換えられるかも知れません。もしかしたら、母親は「悩みたい」のかも知れない、とすら思う事があります。

もしくはどんな些細な事すらも「悩みの種」に変えられる思考回路を持ち合わせているのかも知れません。

そして、その全ては子供に対して愛情があるからだと言えるのです。

まずは自分(母親)には子供に対する確固たる愛情がある事を理解し、誇りに思って欲しいと思います! 

 

子供が大きくなるほど悩みも大きくなる!? 

一番上の子を一人で育てているとき、初めての育児で心配な事が沢山あったそうです。

丁度その頃、仕事先の知り合いに10歳年上のシングルマザーの方がいて、数週間に1度は子供を連れて遊びに行っていました。

「あれが大変、これが大変、こんな事があった」と話す彼女にその友人は「でもね、悩みって子供が大きくなると悩みも大きくなるんだよ?」と言うのです。

それは、彼女にとって衝撃で私にもそういった話をよくしていました。

1歳児を抱えてた彼女に、10歳の子の母親の悩みは当時は到底理解出来ませんよね。

ただその言葉が印象的で心に残り、やがて月日が経って彼女の子供がティーンネイジャーになった今になって「あの言葉は本当だった!」と彼女は言ってます。 

 

悩みが大きくなると言うよりも、当然ですが悩みの本質が違ってくるのですよね。

子供が小さいときの悩みはそれこそ夜寝ない、ご飯を食べない、泣き止まない、など子供の本能的な行動による悩みが多いのに対して、小学校に上がると学校での友人関係の悩み、性の悩み、先生との関係など社会的な人間関係や精神面での悩み事がだんだん多くなってきます。

子供も、自分と周りの社会との関係を意識しだすので、母子家庭という家庭環境が浮き彫りになる機会もあるかもしれません。 

 

例えばですが、子供に「父親について」尋ねられたとき、離婚が原因だった場合などには、無意識に子供に対して後ろめたい気持ちになったり申し訳ないと思ってしまってはいませんか?

また「どうしてお父さんがいないの?」と聞かれた時にどんな答え方をしていますか。

私は「父親について聞かれた時」ありのままを話すのがいいのではないかと思っています。

例えば母親から見てとんでもない相手だった場合でも、難しい内容だったとしても、子供はその年齢に応じた子供なりの見方や感じ方で現実を理解する力があります。

「どうしてお父さんがいないの?」と言われたら「お父さんがいなかったらあなたは生まれてこなかったんだから、お父さんは居る(存在している)に決まっている」と言うシンプルですが当然の事を教えてあげるのです。

「お父さんが居ない(存在していない)」と思わせるより子供にとってずっと安心できる答えではないでしょうか。 

 

その悩みは一生続かない?!

子供の病気や怪我、毎日のご飯の支度や保育園への送り迎え、日曜日に限って朝早く起こされる…など小さな子供を抱えるシングルマザーの毎日は休まる暇がありません。

体力的にきついので、精神的にもだんだんと辛くなってきます。

シングルマザーであれば、一人が病気になった場合も、他の子を置いて病院に行けませんから他の子へ病気が移るリスクを犯しても全員を連れて病院へ行かなければいけません。

上の子と下の子が別々の保育園になってしまったので朝から保育園をハシゴ…経験された方も多いのでは? 

 

でも、大丈夫です。

今のツライ時期はやがて去ります。

あれだけ苦しい思いをした陣痛が赤ちゃんが生まれた後にはケロッと収まったときのように、永遠に続くかのように思われた生活も、一生は続かないのです。

子供はちゃんと成長しています。

 

体も大きくなって出来る事も多くなりますし、精神的な成長と共に日常に関する悩みは減っていきます。 

学校へは一人で行けるようになりますし、宿題だって一人で出来るようになる日が来ます。

日曜日の朝だって早くに目を覚ましても騒がず、お腹がすいたらコーンフレークを自分で食べる事だって出来ます。

「朝ごはんくらい一緒に食べなきゃ」などど気負わないで欲しいです。

母子家庭だという事実にプレッシャーを感じないで貰いたいと思います。 

私は、彼女を見ていてつくづくそう思います。

 

彼女は日曜日の朝だけは、ゆっくり休むそうです。

その日くらいしか睡眠を貪れないからです。

子供達は朝起きて、勝手にご飯を食べている事もあれば遊びに夢中になり朝ごはんを食べ忘れている事もあります。

母親を驚かせようと部屋中の掃除をしていてくれる事もあれば、家の中を散らかしまくっているので「まだ起きてこないで」と言われる事もあるそうです。

今まで母親が大変な状況を見てきて、子供たちもちゃんとしなくてはと自ら思うようになって、言われなくても手伝うようになったり、兄弟の面倒を見たり、助け合いの心が生まれたり、結果的には良い環境なのではないでしょうか。

そろそろ、母子家庭だから、私しか居ないのだから、と自分にプレッシャーを与えるのをやめてみませんか。

もうそろそろ時代は「母子家庭」なんて当たり前になって来ます。 

 

まとめ

まず、母子家庭のあなたが今抱えている悩みや問題が、本当に「母子家庭」だから起こっている問題なのかどうか、問題の本質を見極める力を身につけましょう。

その上で不要な事を考えないように悩みを選別すると良いと思います。

他人の評価は自分の人生において殆ど意味はありません。

母子家庭は偏見の目で見られるという偏見に縛られないでください。

子供をひとりにしてさびしい思いをさせてると空想で自分を責めないでください。

子供は案外楽しんでいます。

感傷的になったり、マイナス思考やマイナスなイメージをしてしまうのは負い目があると感じてしまっているからです。

母子家庭の場合は、子供はお母さんしか頼れる人が居ないのですから、自分が母親であると言う事実に自信を持ちましょう。

迷ったときは「その時、自分が下した選択がその時の自分と子供にとってベストな選択だった」と起こった事を受け入れてしまったほうが、人生は案外スムースに暮らしていけるものだと思っています。 

 

 

 

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