最近、子育ての悩みと聞くと、
仕事との両立と
いうのがよく聞かれます。
インターネットで調べてみても
共働きの家庭での子育ての悩み
というのはよく目にしますが、
専業主婦の悩みって
あんまり取り上げられていないと思いませんか？
仕事もしていないのにしんどいだなんて。
一日中家にいられてどうして家事ができないんだ。
こんなことを
言われたことのある専業主婦の方は
少なくないのではないでしょうか。
仕事をしていないと育児は楽なのか？
決してそうではないのです。
専業主婦だって悩みはあるし、
大変なんです！
今回は、
専業主婦特有の
子育ての悩み、
辛さについて
まとめていきたいと思います。
専業主婦は周囲の理解が得られない！
専業主婦の多くは
この悩みを持っておられるのではないでしょうか。
例えば共働きの場合、
多少の帰宅時間の差はあれども
夫婦共仕事をしているという点では同じ立場です。
それでも旦那の協力が得られない
という悩みを持つ方がいるほどなのに、
専業主婦の場合はより、
協力が得られないことが多いです。
「働いているんだから育児は君の仕事だろう」
こういったことをいわれた方は
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか？
家にいること＝楽なこと。
外に出ている俺は
大変な思いをしている。
と言った理論です。
このような考えの方は
男女を問わず多いのではないでしょうか。
同じ育児中の女性ですら
専業主婦かワーキングママかの違いで
話が合わなかったり、
育児のつらさを
分かってもらえなかったり
することも多いようです。
専業主婦は一日中家にいることの大変さが理解されない
先程も述べましたが、
家にいる＝楽なこと。
と考える方がかなり多いように感じます。
たしかに家というのは
一番安らげる場所、
落ち着く空間であるのでしょうが、
子育て中の家の中は安らぎなどありません。
仕事との職種にも
よるかも知れませんが、
自分で段取りを組んだり、
あらかじめ予定が
決まっていたりすることもありますが、
育児ではそうはいきません。
いわば毎日がハプニングです。
子供の行動は
時に予測不可能。
次々と繰り出される
さまざまな訴えや行動に対し、
一番効果的な解決策を
瞬時に取らなくてはいけません。
なおかつ危険な行動には
いち早く駆けつけ、
子供の命を守らなくてはいけないのです。
自分のタイミングで
何かができることはほぼなく、
子供に合わせて、
空いた時間で何かをしなくてはいけない。
自分の思い通りに
事が運ばないというのは
何よりのストレスなのです。
それは朝、
子供が起きてから、
夜眠るまで続くのです。
たまたま場所が自宅なだけで
休憩時間も、
お昼休みもないのです。
もちろん決まった休みもありません。
専業主婦は周りとコミュニケーションが取れない
専業主婦になると
一気に周囲の環境が変化します。
会社の同僚などは
退職後しばらくは連絡を取っていても、
出かける事が出来なくなると
自然と疎遠になってきます。
気づけば
自分と子供だけに
なっていたということもよくあります。
毎日顔を合わせるのは
旦那と子供だけ。
子供との会話といっても
年齢によっては
私のただの独り言のようになり
とてもむなしくなります。
専業主婦は社会と接点がないので孤立しがちに…
これまで仕事をし、
自身で収入を得ていたのに
仕事を辞めることで
外との繋がりが断たれ、
社会にとって役に立っていない、
必要ない人間だと思うようになります。
特に
仕事にやりがいを持って取り組み、
仕事に未練がある方は
大きな精神的ダメージを受けることがあります。
赤ちゃん連れだと外出ができない
一日家にいる事が良い事、
羨ましい事のように思われがちですが、
毎日ろくに家から出られない
というのはかなりの苦痛です。
外に出られるのなら出たいのです。
外出一つとっても
どこでも好きなところに
好きな時間に
行くことができるわけではありません。
景色の変わらない空間に
毎日いることは
どんどん周囲からの孤立を感じ
孤独になります。
ちょっと外の空気を吸うだけで
気分転換なり、
解決するような小さな悩みでも
一人で抱え込んでしまい、
どんどん深刻化してしまう恐れがあります。
まとめ
仕事をしていないと
育児は楽なのか？
決してそうではありません。
仕事を持っている
ママの方が忙しいとか
専業主婦だから
時間に余裕があるんじゃないかだとか、
どちらがどうだというよりも、
同じ子供を育てる母親として、
みんな悩んでいるのです。
専業主婦は
24時間365日
子供と一緒です。
私自身一人の時間なんて
ここ数年で
数時間あるかないかというほどです。
常に子供と一緒に
過ごすことの大変さ、
悩みが少しでも
伝わればいいなと思います。